I couldn’t catch up with comrades.
- 2018.10.03 Wednesday
- 21:59
過激な内容が続いていますね。4年の大畑です。
私は先日、部内での競争に敗れ全日本選手権出漕の切符を掴めず引退しました。
今なお漕ぎ続ける同期は4人。過去全日本選手権で3,4,5,6位入賞を果たしています。
1年:出場資格は最初からなかったが、初めての戸田艇庫合宿に体がうまく適応できず風邪をひく
2年:通称クレイジーエイト
3年:付きペア惨敗
4年:出場資格掴めず
これは私の全日本選手権の概観です。上で述べた同期たちが入賞という結果に対してどう感じているのかはわかりませんが、私の感想としては彼らに比べるといい思い出がありません。
今年はシングルで今までと違う感覚を身につけ、対校エイトでボートが滑るのを体感することもでき、変われたはずでしたがこれらは報われず努力とは呼べない結果となってしまいました。
生意気なことを言いますが、彼ら4人と全日本選手権での結果にあれだけの差がついてしまうほどの練習や生活の質に違いはなかったと思っています。結果を左右する要因はこれ以外にもたくさんあるから。もともとの長さや体の柔らかさ、人生20年間での体験・経験、体つき等々。2年生の私なら当時の雑感で嘆いたように、これらに嫌気がさして腐って終わりでしたが、それはこれからも漕ぎ続けるうえでなにも生まないのでプラスとなるような提言をします。
・突き詰めること。名無しの投稿者様がおっしゃるように変われることが絶対にあるはず。ボート以外にもやることの多い学生だからすべてがすべてボート競技のための生活にすることはできないかもしれないが、それに近づけることが大切
・悔しいと思う気持ちを忘れないこと。ドラマ版ドラゴン桜第3話参照
・成長するチャンスを見失わないようにすること。最近なにかの記事で読んだのですが、「成長するチャンスはほぼ等しく与えられているらしい。重要なことはその見えづらいチャンスを知覚し、利用できるかどうかである。」的な。
・自信を持つこと。日本人は自己評価が低くなりがちで自分で自分を苦しめる。自信がなければ行動にも悪影響を与える。病は気から的な
3年半やってみて追いつくことができなかった一選手からのアドバイスはざっとこんな感じです。また思いついたらなにかしらで発信します。
腐らずにやっていこう
4年間お疲れ様でした。伸び悩んでいる時期を知っているので、インカレエイトで堂々と漕ぐ姿をみて勇気をもらいました。全日本は大畑の分まで漕ぎます。
様々投稿がありますが、同じような悩みが違ったレベルで出てくると思います。これだけやったのにアイツに勝てない、決勝に行けない、優勝できない、等々…。
そんな思考に陥ったとき自分が意識するのは、練習や努力は目的ではなく手段だという事実です。
そこがブレなければ謙虚に今回の不足分を捉えて、再度前に進むことができると思います。
情報があふれている世の中です。メニュー等での他団体との差別化は難しくなってきていることから「何をやるかではなく、どういうふうにやるか」が大切だと思います。そのためには自分はどうなりたいか明確に定める必要が出てきます。定まればモチベーションも安定するでしょう。
7分を切れなかった彼が前を向いていることを願います。