皆さんお久しぶりです!
カネコックスもといカネコーチとなりました4年目金子です。
インカレや全日後にブログを書こうかとも思いましたが、自分の中でうまくまとまらなかったためなかなか更新するに至りませんでした。
ですが、昨日チャールズ組がボストンへと出発したこともあって久しぶりに書き込みたい気分になったのでつれづれなるままに投稿しようと思います。
チャールズ組は今どうしているのでしょうか?
チャールズレガッタについて個人的に言えばコックスとして出場したいというのが本音なのですが、今後のことも考えて今回のコックスには2年目の岡田君に行ってもらうことがベストだと考えました。
彼はいろいろと悩んでいたようでしたが・・・いや今も悩んでいるようですが、半ば強制的に彼にすべてを押し付けてしまう形になってしまったのは非常に申し訳ないと思っています。
もう少し手伝ってあげられることがあったのでしょうが何もしてあげられませんでした。岡田君ごめんなさい。
ですが今回の対校クルーの雰囲気は外から見ていてとても興味深かったです。
結果はまだわかりませんが、彼らが帰ってきていろんな話をしてくれるのを楽しみにしています。お土産も楽しみにしてます。
さて、僕がコーチとして練習に関わり始めてはや1ヶ月が経ちました。
1つのイベントとしての新人戦も終わり、来シーズンに向けて本格的に始動します。
代替わりの時期にはいろいろなことが起こります。そしてそれは今年も変わりません。しかし、それについてはあまり言及しないでおこうと思います。
コーチとして活動を始めてから、少し考えたことがあるので書いていこうと思います。
今年の新人戦で僕は同期の棚橋と一緒に対校シングルの田浦、2ndシングルの大津を見ました。同期の棚橋は元漕手であり、元コックスである僕とは違う視点で考えを持っていたため非常に参考になり、とても有意義でした。
僕はコーチングをする上で特にコミュニケーションの取り方について気を配ろうと思いました。
自分がコーチをする選手が一体どんなことを考え、何を目標にして頑張っているのか、また、彼らがどのような性格なのか知る上で必ずコミュニケーションが必要になると考えたからです。
元々コックスだったこともあってか言葉の使い方や話し方などには前々から気をつけてはいたのですが、それ以上に気を配って選手に接しようと思いました。
ただそれでもやはり自分の思う通りに伝えられなかったり、相手の考えを引き出してあげられなかったと感じることも多々ありました。これからも真摯に取り組むべき課題の一つだと思います。
今まで漕手だった同期のコーチ陣もいろいろとコミュニケーションについて苦労しているみたいです。
僕が見ていてもっとこうした方が良いんじゃないかと思うところがあるので、あまり参考にならないかもしれませんが述べたいと思います。
伴走しながら他のコーチが話しているのを耳にしますが、たいてい「えっと・・・外から見てると、なんだろう足が使えてないのかな」と、自分の伝えたいことがまとまってないように聞こえます。こういった言葉を水上にいる選手が耳にした時、選手は何が言いたいのか理解できなくて混乱したり、あるいは理解するのに時間を使ってしまいます。
なので選手に伝える前にあらかじめ自分の頭の中で言うことをまとめて、「明確かつ簡潔」に話すと良いと思います。
先輩からバレリーコーチの話を聞いたところでは「Legs!」「More power!」などの言葉を多く用いていたそうですが、この話を聞いた時まさに「明確かつ簡潔」だと思いました。
ただ、これだけでは理解できない選手もいるでしょう。だからこそバレリーコーチは言葉で伝えられないことは陸上で選手の体を使って教えていたのではないのでしょうか。
CrewJAPANのコーチであるマックス氏も同じように選手の体を使ったり、ボディランゲージを用いて伝えていました。
結論としては選手がわかりやすいように明確かつ簡潔に話すことが大切だと思います。
もし思い当たる節があったら気をつけてみてはいかがでしょうか。
書きたいことを書き始めると長くなってしまうので、この辺でやめておきたいと思います。
長くなってすみません。
読んでくださった方はありがとうございました。
それではまた。